大阪府茨木市 西尾歯科

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ドクターのブログ

歯ぐきより深い虫歯に対する処置

こんにちは!西尾歯科副院長の山本です。

虫歯が深く進行してしまった場合や、怪我で歯が割れた場合
歯ぐきのふちより深いところまで歯が失われてしまうことがあります。

虫歯は詰め物やかぶせ物で修復するわけですが、
歯ぐきより深いところをそのまま修復することは
いくつかの問題点があります。

1.直接詰め物をする場合は、歯ぐきからの出血のため、材料が接着しない。
2.間接的に修復物を作る場合でも、型取りが精確にできない。
3.仮に適切に修復できたとしても、歯ぐきの炎症がおきやすくなってしまう

したがって、歯ぐきよりも深いところまで虫歯に侵されてしまった歯は、抜歯をするか、
健全な部分が歯ぐきの外にでてくるような処置をする必要があります。

その方法とという方法しては
1.矯正的挺出
2.外科的挺出
3.歯冠伸長術
の3つが主にあり、種々の条件により選択します

矯正的挺出とは、ゴムなどの弱い力(矯正力)で歯を歯ぐきの中から引っ張り上げる方法で、固定する期間もあわせると、4,5ヶ月かかりますが、確実な方法です。
外科的挺出とは対象の歯をいったん抜歯してから、もとの抜いた穴に歯を少し引っ張り出した位置で固定して治癒を2,3ヶ月待つ方法です。根の治療の難しい歯は抜いた時に根の先を処置できるので、外科的挺出が有利です。
歯冠伸長術とは歯の位置はそのままで、歯を支える骨と歯肉を外科的に整形して健全な部分が歯ぐきの外に出てくるようにする処置で、挺出するよりも治癒期間は短くて済みますが、歯の長さのバランスが頭でっかちになることもありますので、すべてのケースに適するわけではありません。

ややこしい話になりましたが、以前はシンプルに詰めたり被せたりで少ない回数で処置できた歯でも、さらに虫歯が進むと、シンプルな方法では残せなくなるのです。

「何で前の歯医者はすぐに治してくれたのに、今回はこんなにかかるのか?」
と、お感じになることもあるかと思いますが、なにとぞご理解ください。

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