
こんにちは、歯科衛生士の 福井康子 です
前回の " フッ素の歴史 " に引き続いて今回は " フッ素の安全性 " についてお話させ て頂きます。
フッ素は諸外国では、半世紀以上前からムシ歯予防に使われています。水道水にも加えられ て おり、高い効果をあげています。
残念ながら、日本ではまだまだフッ素の応用は遅れています。
遅れている原因は、フッ素の安全性に対する誤解と考えられます。
もっとも大きな誤解は、フッ素の量に対するものです。栄養剤も取りすぎれば有害となるように、 フッ素もとりすぎれば有害となります。指示された量をよく守って使用すれば、フッ素は安全で 確実なムシ歯予防法です。
私達の身近なところにある"フッ素"
フッ素というと、何か特別なもののように思われますが、じつは原始の昔から地球上に存在し て、人間や多くの生き物と深くかかわってきた元素です。土の中、海や川の水、大気、あらゆる 植物や動物、もちろん私達の体にも微量ですが含まれています。
このフッ素は、人体を構成する元素の中で13番目に多い元素で"歯や骨の発育に必要な元 素"として認められています。私達は食べ物や、緑茶などの飲み物からこれを身体に取り入れ ていますが、それだけではムシ歯予防に十分ではありません。そこで今、水道水へのフッ素添 加や、フッ素洗口、フッ素入り歯磨き剤などの利用が考えられているのです。
私達の身近にあるフッ素ですが、間違った量で使用してしまうと有害となってしまいますので、
効果的な使い方をしてムシ歯予防をしていきましょう!