大阪府茨木市 西尾歯科

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よく咬むことの利点②

皆様こんにちは。歯科衛生士の上野千里です。12月4日のブログでよく咬むことは肥満予防、むし歯予防になるとお伝えしてますが、かむことはまだまだ利点があるのです。

●頭が良くなる、記憶力アップ

よく噛むと脳細胞の代謝活動を盛んにさせ、脳の血液循環をよくします。つまり咀嚼には、脳の発達と活動を促進させる働きがあります。
また、現在、記憶や学習に関係する科学物質として、コレチストキニン、ボンベシン、ニューロペプチドや酸性線維芽細胞増殖因子(α -FGF )などが知られています。
このうち特にα -FGF は新生児の脳の発達、脳細胞の再生修復、海馬の記憶中枢ニューロンの活動促進、条件回避学習の成績向上などの作用があることが報告されています。
よく噛んで食べると、脳内にこのα -FGF が増加します。つまり、記憶力を増進させて学習能力を向上させることになるのです。


●肥満を防止し、癌や糖尿病などの生活習慣病を予防する
よく噛んで食べると唾液と十分に混ざり、デンプンは消化酵素のアミラーゼで消化され、麦芽糖にかわり、早く血中の血糖値を高め、脳がこの血中の糖分を察知して満腹中枢に知らせ、満腹感をかんじさせて、それ以上食物をとることを中止させます。
したがって、よく噛んで食べることにより、過剰なカロリーの摂取を防止することができ、肥満や糖尿病を予防することになるのです。
また、唾液を 30 秒以上作用させるだけで、食品に含まれる様々な発ガン物質の毒性を唾液に含まれる酵素が消してくれるという研究結果が出ております。
つまり、よく噛んで(理想的には一口 30 ~50 回噛む)時間をかけて食事をとることで、癌の予防もできるのです。


●肌が美しくなる
よく噛んでだ液をたくさん出すことで、それに含まれるだ液タンパク質の中で、パロチン(俗に若返りホルモンと呼ばれます)は、骨や筋肉などを丈夫にして老化を防ぎます。このだ液タンパク質は耳下腺から分泌され、血色のいい顔、肌の張りをもたらし、若さを保つのに大切なはたらきをしています。また、 EGF (表皮成長因子)と呼ばれるだ液タンパク質は、皮膚や歯、口の中の粘膜、胃腸、血管等の増殖と増進に一役買っています。皮膚などの細胞では、細胞分裂を繰り返して、古いものは死に、たえず新しく入れ替わっていますが、その細胞分裂を EGF が促進します。つまり、よく噛めば、 EGF などの分泌も盛んになり、若々しい体と美しい肌を保つことになります。

咬むって凄いことなんです。
よく咬んで健康で美しくなりましょう♪


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