
皆様こんにちは。 歯科衛生士 平田です。
虫歯予防にはガムタイプの方が噛むことにより、ダ液がより多く分泌されるので
こちらの方がお勧めですが、ガムが噛めない方はタブレットタイプをご利用ください。
日本ではキシリトールのガムと言っても色々ありすぎて迷うところですね。
フィンランド歯科医師会、日本フィンランドむし歯予防研究会の推奨する
キシリトール製品の条件があります
①キシリトールは、その製品に使用されている甘味料の50%以上含くまれていること
②キシリトール以外の甘味料は、ソルビトール・マルチトール・マンニトールのような
低酸産性のものを使用していること
③その製品は、酸蝕症(サンショクショウ)発生の危険があるクエン酸のような酸を
含んではならない。
④柑橘類などの香料が多量に含まれる場合、酸を産生する可能性があります
非酸産生を確認すること、製品として酸を作らないことが重要です
では成分分析表をチェックして50%かどうかの計算方法ですが、
★キシリトールの含有率=キシリトールの量÷炭水化物の量×100★
↓
例えば
◎キシリトール 8.9g、炭水化物17.9gと記載されている場合
キシリトール 49.7%ということになります
◎キシリトール 17.9g、炭水化物17.9gと記載されている場合
キシリトール 100%ということになります
気になる方は一度計算してみてくださいね♪
★厚生労働省の許可した特定健康用食品(得保マークのあるもの)
であればより安心してお口に入れていただけますね
皆さんこんにちは、歯科衛生士の 福井康子 です!
皆さんの中で口臭を気にしない方はいないと思います。でも口臭というのは、強く感じるときと、そうでもないときがありますが、これにはちゃんと理由があるのです。
まず知っておいて頂きたいのは、誰にでも自然の口の臭いがあるということです。
口の中は湿度があって、温度も高いので、食べカスなどがたまると雑菌がはびこり、臭いを発しやすい環境になっています。
普段は唾液の抗菌作用によって口臭も抑えられています。ところが、起床時や空腹時には唾液の分泌量が減るため、いつもより口臭が強く感じられます。
口臭の原因には様々なものがありますが、その原因の90%以上はお口の中の細菌が産生する"揮発性ガス"というものです。
この揮発性ガスを抑えるためには、唾液量とお口の衛生状態が重要になってきますが、その他にも 虫歯・歯周病・食品・全身的な病気 なども口臭の原因になります。
また、実際には口臭がないのに、本人が気にしすぎるために口臭があると感じてしまう 「自臭症」もかなりの割合でみられます。
今回は口臭の原因の中の1つである虫歯について詳しく説明させていただきます。
=虫歯と口臭の関係=
虫歯というのは、虫歯菌によって歯(エナメル質や象牙質など)に穴があいた状態のことです。
そこに食べ物のカスが詰まると、細菌が繁殖してプラーク(歯垢)となって臭いを発し、それが口臭となるのです。
プラークというと、食べカスがたまった物と思っている人が多いのですが、じつは細菌の巣なのです。
虫歯がさらに進行すると、歯髄(しずい)神経組織がダメージを受け、腐敗臭まで発するようになります。こうなると、かなりの悪臭がすることもあります。
虫歯のある人はまずそれを治療して、それから毎日の歯磨きで汚れをしっかり落とし、口臭も予防していきましょう!!
皆様こんにちは。歯科衛生士の上野千里です。
今回はシーラントについてお話させて頂きます。
まず、シーラントってなんだろうと思われると思いますが、シーラントとは歯のかみ合わせの面の溝に樹脂をつめてむし歯を予防する方法です。
このまま放っておいたらむし歯になりそうだなと思うところにしますので歯は削りません!!!
どこにするんだろう?
答えは奥歯のかみ合わせの面の溝にします。
基本的には永久歯にしますが、溝が深い場合は乳歯でも適応されます。
生えたばっかりの歯は溝が深く、頑張って歯ブラシを当てても汚れが落としきれずに虫歯になってしまうことが多いのです。
いつするの?
答えは最初は6歳臼歯が生えた頃にします。
その後は生え変わりの時期にあわせて行います。
シーラントは歯の溝からの虫歯予防には効果的ですが、全ての虫歯を予防するものではありませんので、日頃からの歯磨きと定期的なチェックをおすすめいたします。
こんにちは歯科衛生士の上野 みきです。今回は思春期の歯肉炎についてお話いたします。
思春期はホルモンの分泌のバランスが崩れ、思春期歯肉炎にかかりやすくなります。症状は、普通の歯肉炎と同じで歯磨きの時に歯ぐきからの出血や、 口臭、口の中がねばねばするなどです。
思春期のすべての子どもたちの歯肉に炎症が起こるわけではなく、子供の頃から歯肉炎があった場合は歯肉炎が悪化します。
歯肉に炎症がなければ、思春期になっても歯肉は健康状態を維持することができるので、心配はいりません。思春期が過ぎれば、炎症はある程度軽減しますが、完全に治ることはありません。
予防方法としては、生活習慣の改善や定期的に口腔内を確認し歯磨き指導を受ける必要があります。
皆さん、こんにちは。
チーフ:歯科衛生士の下川床 里美でございます。
今回も喫煙のお話をさせて頂きます。
皆さんは、サードハンド・スモークという言葉をご存知ですか?
2009年1月にマサチューセッツ総合病院小児科医師が新しいタバコのリスクとして初めて学術誌の中で用いた用語のようです。
サードハンド・スモーク(third-hand smoke)
First hand smoke :主流煙:能動喫煙。
喫煙者がタバコの煙を直接吸い込む。
Second hand smoke:副流煙:受動喫煙。
非喫煙者が他人のタバコを吸わされる。
Third hand smoke:???
今回の用語です。
「残留受動喫煙」というのが当て訳語です。
副流煙:受動喫煙に対し、さらにもう一段階を踏んだあとにもタバコの煙に含まれる残留化学物質による有害性があることが指摘されました。要するに、今、目の前で喫煙していなくても、少し前に喫煙していた喫煙者の吐息、髪の毛、衣服、手指などの発するタバコ臭、放置された吸い殻の発するタバコ臭、喫煙者が宿泊後のホテルの部屋の中、壁、家具、カーペットなどにしみついたタバコ臭などがサードハンド スモークに相当し、広い意味での間接喫煙あるいは環境汚染と言えるでしょう。
サードハンド スモークは能動喫煙や受動喫煙に比べれば、リスクはそれほど大きくないかも知れませんが、特に家の中を這い回る、幼い子どもがいる家庭では、タバコの煙に含まれる有害化学物質が残留している部屋の家具、壁、カーペットなどから子どもへの影響が全くないとは言えないはずです。
将来的に新幹線や飛行機で移動中、猛烈なタバコ臭を放つ乗客が自分の隣に座ってきた時などには、防御マスクが必要になるかもしれませんね。
今日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
こんにちは、歯科衛生士の伊藤です。
今回は、子供の歯周病についてお話しさせていただきます。
歯周病は主に成人の多くにみられる口腔内疾患ですが、子供も歯周病にならないわけではありません。
確かに子供の時は免疫力も強く、唾液の分泌量などが多いため子供は歯周病にはなりにくいものの、
なってしまうと成人より速い速度で進行してしまいます。
原因は先天的に免疫力が弱かったり、歯磨きの状態が非常に悪かったり、常用している
お薬などにより唾液の量が減少し歯周病になりやすかったりします。
子供の歯周病は若年性歯周炎を除くと大人の歯周病のように歯槽骨の破壊を伴うような
重度の歯周病はまれだとされほとんどが歯肉炎で、主な症状は歯肉の発赤腫脹・あるいは
歯磨き時のはぐきの出血です。
子供さんのお口の中を見て歯周病かな?と不安に感じたら早めに歯科医院を受診しましょうね。
皆さまこんにちわ 歯科衛生士の平田です
今までキシリトールについて色々とお話しさせてもらいました。
今日はキシリトール以外にも甘味料の事をお話してみたいと思います
キシリトールは糖アルコールといわれる物の仲間です
その特徴として
①低カロリー
胃や腸で吸収されにくい糖質なので砂糖に比べてカロリーが1/2~2/3
②糖尿病が気になる方にもご利用いただけます
糖アルコールは甘味があるうえ、血糖値を急激に上昇させず、インスリンの
分泌も刺激しません。そのため糖尿病患者の方々にも安心してご利用いただける
甘味料です
③虫歯の原因になりません
食事後の口中に残る食べかすを餌にして、虫歯菌の産生する酸が虫歯の原因と
言われています。トゥースフレンドリー協会では口中のpHが5.7を下回ると虫歯に
つながるとしています。でもご安心ください。
糖アルコールは虫歯菌の餌にならないため、食事後も口の中のpHが
低下(酸性に傾かず)せず、虫歯の原因になりません
ガムやタブレットの原材料名表示に糖アルコールの仲間の名前があればひとまずは
安心して頂いて大丈夫です
キシリトールの仲間たち♪
ソルビトール マンニトール マルチトール
ラクチトール オリゴ糖アルコール 還元水飴
皆さん、こんにちは。 チーフ:歯科衛生士の下川床 里美でございます。 今回は、女性が喫煙をした場合の影響をお話しさせて頂きます。 喫煙の妊娠出産などへの影響 ・たばこを吸っている妊婦は、吸わない妊婦より、1.5倍ほど、自然流産しやすくなり、1.4~1.5倍ほど早産しやすくなります。また、吸う本数が増えるほど、早産しやすくなります。 ・たばこを吸っている妊婦は、吸っていない妊婦より、1.2~1.4倍ほど、周産期死亡(妊娠28週以降の死産と生後1週間未満の早期新生児死亡)が高くなります。 ・たばこを吸っている妊婦から生まれた子どもの出生時の体重は、たばこを吸わない妊婦から生まれた子どもに比べて平均200g軽く、また、出生時の体重が2500g以下の低出生体重児が生まれる頻度が約2倍ほど高くなっています。 このような影響は、たばこ煙中のニコチンと一酸化炭素によって胎児と胎盤系が低酸素状態になったため、胎児の発育障害が引き起こされるといわれています ・妊娠前に禁煙した場合、子どもの出生体重は、たばこを吸ってない妊婦と同じレベルになります。妊娠初期に吸っていても、妊娠3~4カ月までに禁煙すると、低体重児のリスクがたばこを吸っていない妊婦のレベルに近づきます。早産、週産期死亡についても妊娠初期に禁煙すればそのリスクは下がるとされています。 子供への影響 たばこを吸ってるけど母乳をあげても大丈夫? ・たばこを吸っている母親の母乳の中には、ニコチンが含まれることが知られています。また、たばこを吸う量が増えると母乳の中に含まれるニコチンの濃度も高くなるという報告があります。 *1日20本以上たばこを吸っている母親の母乳を飲んだ新生児が、いらいらしたり、眠れない、吐く、下痢、頻脈などのニコチン中毒症状を起こしたという報告もあります。 赤ちゃんや子どもの周りで吸っても大丈夫? ・まわりにたばこを吸っている人がいると、赤ちゃんの尿から、ニコチンが検出されることがあります。生後18日前後の赤ちゃんでは60%、生後3週間から1才までの赤ちゃんでは53~77%に尿からニコチンが出てきているという報告があります。 子どもの周りで吸っても大丈夫? ・母親が喫煙する場合、子どもは肺炎・気管支炎などの呼吸器疾患になりやすく、また、身体発育にも影響があるといわれています。 私の患者様でも妊娠期や産後しばらくは赤ちゃんの影響を心配されて禁煙なさる方多くいらしゃいます。しかし、また本数は減っても喫煙者に戻ってしまう...のが現状のようです。 今日も長い文章をお読みくださり、ありがとうございました。
皆さんこんにちは、歯科衛生士の 福井康子 です。
よく咬むことの利点について2回にわたってお話をさせて頂きましたが、実はまだまだ身体にとっていいこがあるのです。
☆ 味覚の発達
咬む回数が多いほど食べ物本来の味がよくわかり、食材の持ち味を味わうことができます。
味わうというのは、食べ物を咬んで唾液と混じりあわせることで味覚として感じることです。そして
唾液に溶け込んだ味覚物質が舌の表面にあるセンサーで、"甘い、しょっぱい、酸っぱい、苦い、旨い"などの味を感じることができるのです。
よく咬むと、例えば・・・するめは咬めば咬むほど味が出ます。 という直接的ではない、複雑な
味わいが味覚を発達させてくれるのです。味覚は、歯ざわり、のど越し、咬み応えが味を左右します。
☆ 言葉が正しく発音できる
歯は発音と非常に密接な関係があります。た音、さ音は歯がなくなってしまうと明瞭に発音しにくくなります。また声を出して発音することは、口の周りの筋肉が鍛えられてこそできることなのです。ですから、咬むことで筋肉が鍛えられて、はっきり発音ができるというわけです。
よく咬むことが身体にとっていいということは、理解して頂けたと思いますが、普段の食生活で少し工夫すると咬む回数はもっと増やせます。
例えば・・・ロールキャベツは15回なのに、生の千切りキャベツなら82回 と料理次第で、咬む回数は全然違ってきます。一般に水気が多いものは回数が少なく、干物のような唾液と混ざらないと飲みにくいものは、咬む回数が多くなるようです。
でも、軟らかい食品でも固い食材を入れて調理すると、咬む回数がグンとアップしたり、材料の切り方も咬む回数に関わってきます。大きさを2分の1にすると約12%、8分の1にすると約40%に咬む回数は減少してしまいます。
このような調理の工夫も毎日の生活の中に取り入れてみてくださいね!
皆様こんにちは。歯科衛生士の上野千里です。12月4日のブログでよく咬むことは肥満予防、むし歯予防になるとお伝えしてますが、かむことはまだまだ利点があるのです。
●頭が良くなる、記憶力アップ
よく噛むと脳細胞の代謝活動を盛んにさせ、脳の血液循環をよくします。つまり咀嚼には、脳の発達と活動を促進させる働きがあります。
また、現在、記憶や学習に関係する科学物質として、コレチストキニン、ボンベシン、ニューロペプチドや酸性線維芽細胞増殖因子(α -FGF )などが知られています。
このうち特にα -FGF は新生児の脳の発達、脳細胞の再生修復、海馬の記憶中枢ニューロンの活動促進、条件回避学習の成績向上などの作用があることが報告されています。
よく噛んで食べると、脳内にこのα -FGF が増加します。つまり、記憶力を増進させて学習能力を向上させることになるのです。
●肥満を防止し、癌や糖尿病などの生活習慣病を予防する
よく噛んで食べると唾液と十分に混ざり、デンプンは消化酵素のアミラーゼで消化され、麦芽糖にかわり、早く血中の血糖値を高め、脳がこの血中の糖分を察知して満腹中枢に知らせ、満腹感をかんじさせて、それ以上食物をとることを中止させます。
したがって、よく噛んで食べることにより、過剰なカロリーの摂取を防止することができ、肥満や糖尿病を予防することになるのです。
また、唾液を 30 秒以上作用させるだけで、食品に含まれる様々な発ガン物質の毒性を唾液に含まれる酵素が消してくれるという研究結果が出ております。
つまり、よく噛んで(理想的には一口 30 ~50 回噛む)時間をかけて食事をとることで、癌の予防もできるのです。
●肌が美しくなる
よく噛んでだ液をたくさん出すことで、それに含まれるだ液タンパク質の中で、パロチン(俗に若返りホルモンと呼ばれます)は、骨や筋肉などを丈夫にして老化を防ぎます。このだ液タンパク質は耳下腺から分泌され、血色のいい顔、肌の張りをもたらし、若さを保つのに大切なはたらきをしています。また、 EGF (表皮成長因子)と呼ばれるだ液タンパク質は、皮膚や歯、口の中の粘膜、胃腸、血管等の増殖と増進に一役買っています。皮膚などの細胞では、細胞分裂を繰り返して、古いものは死に、たえず新しく入れ替わっていますが、その細胞分裂を EGF が促進します。つまり、よく噛めば、 EGF などの分泌も盛んになり、若々しい体と美しい肌を保つことになります。
咬むって凄いことなんです。
よく咬んで健康で美しくなりましょう♪