
皆様 こんにちは 歯科衛生士の平田です
「検診でまだ虫歯の初期ですから、しっかり磨いて虫歯にならないようにしましょうね」
と声かけされた方もいらっしゃるかと思います。その時は虫歯って言われてるのに治療
しないのかな? と疑問のまま次の検診まで過ごされてはいないでしょうか?
初期虫歯は歯のエナメル質表面が白くなった状態で、歯からミネラルが溶け出して脱灰
した状態を言います。
それを元に戻す為には唾液の中に含まれるミネラルが又もとの歯の中に戻れば
再石灰化して、見た目は白いままですが、硬い歯になってくれます。ただし再石灰化
には脱灰の3倍の時間がかかるため、早く虫歯の進行を止めることが大切です。
この再石灰化を早める方法は、しっかり嚙んで唾液を分泌させること。その為には、
食事やおやつを規則正しくとる事、お口の中を清潔に保つことです。
さらにはフッ素配合の研磨剤=歯磨き粉 やフッ素配合の歯面塗布剤を毎日使って
歯を守ってあげてください。
小学校から中学に入る頃までに大人の歯がどんどん生えてきます
高学年になるともう自分で勝手に磨いているだろう・・・と子供さんだけにブラッシング
のすべてを任せるのはまだ不十分です。
是非 歯科医院でしっかりと磨き残しはないか?初期虫歯になっていないか?
色々とチェックしてもらってください。
3ヶ月ごとの定期健診を受けてくださいね。
簡単に歯を削ってしまうのではなく、出来る限り、削らないように
強い歯に再生してあげましょう!!
こんにちは、衛生士の 福井康子 です!
普段皆さんが食事中になにげなくしている "咬む" という動作には、ただ物を食べるという
ことだけでなく、私たちの体にとてもいい影響を与えているのです。その中から少しお話をさせ
ていただきます。
"咬む" ことは、今まで食べ物を細かく砕き、唾液と混ぜ合わせて消化吸収しやすくするた めの物理的作用のみが重視されていました。
「よく咬む子供は虫歯が少ない」 「よく咬む子供は頭がよくなる」 「よく咬んで食べるとボケ 防止できる」 などといわれるようになり、咬むことの必要性について研究がなされつつありま す。
これにより "咬む" という物理的力があご・顔面・歯周組織に加えられると、骨格形態変化 に及ぶことが突き止められてきています。
身体に加えられる外力と、細胞代謝の関係を研究する学問があり、それは "メカノサイトロ ジー"とよばれています。
よく咬むとどのような効果があるか?
● 肥満防止
よく咬むと脳にある満腹中枢が働き、満腹を感じ始めるので、食べ過ぎないですみます。
またよく咬むと ヒスタミン という物質が脳の中に作られ、このヒスタミンが食欲抑制や、
内臓脂肪の燃焼促進効果があるので、よく咬むことは肥満防止につながります。
● 虫歯(歯の病気)予防
よく咬むことで、つば(唾液)が分泌され食べかすを洗い流してくれたり、虫歯のばい菌の
活動を抑制し、歯茎の血行を促進します。
唾液にはいろいろな役割がありますが、リゾチーム・ラクトフェリン などは口の中の細菌
の増殖を防ぎます。
近年の私たちの食事のメニューには、軟らかい食べ物が多くなってきているので、固い
物や食物繊維の多く含まれる食品をできるだけ摂って歯と身体の健康に気をつけていき
ましょう!
皆様こんにちは。歯科衛生士の上野千里です。
高齢者の方が服用している降圧剤や利尿剤などの薬の副作用、不安やストレスなどにより唾液の分泌が少なくなると口の中が乾燥してむし歯になりやすくなります。
唾液には洗浄、抗菌作用があるため、口の中が乾くと細菌やウィルスが体内に入りやすく、むし歯はもちろん、あらゆる病気に感染しやすくなります。
唾液を分泌させる基本は咀嚼、よく噛んできちんとたべることは、唾液を十分にだすためにもとても重要なことなのです。
皆様も最近口の中が乾く症状などありましたら何らかの原因があるかもしれません。
一度聞いてみてください。
こんにちは歯科衛生士の上野 みきです。歯周病と糖尿病について何回かお話していますが、
今回は糖尿病と歯周治療について、お話いたします。
糖尿病と歯周病は、代表的な生活習慣病で、生活習慣要因として、食生活や喫煙に関与します。
歯周炎をコントロールすることで、糖尿病のコントロール状態が改善する可能性があるとされています。
糖尿病は長期にわたる血糖コントロールの状態によっては、多くの合併症をもたらす疾患で、その合併症が生活の質を大きく低下させる。歯周治療による歯周病の改善が糖尿病患者の血糖コントロールの改善に関係する可能性が最近の研究から示されている。特に2型糖尿病に関しては、歯周治療を確実におこなうことにより、インスリン抵抗性に関与するCRPが低下することが明らかにされている。
良くコントロールされた糖尿病患者では、一般の歯科患者さんの場合と同程度の治療効果が得られます。
皆さん、こんにちは。
チーフ:歯科衛生士の下川床 里美でございます。
今日は<禁煙記事>を最初にご覧頂きたいと思います。
<禁煙記事より>
喫煙は緩やかな自殺、そして間接的な殺人行為なんです!!
タバコは緩やかな自殺とまで言われるほど、ニコチンの有害度はかなりのものです
特に欧米諸国より喫煙者の多い日本では、あちこちでニコチン自殺が勃発!!
確実に発生率と死亡リスクが高いガン以外にも、タバコ病と呼ばれる喫煙が原因の病気は星の数ほどあります。
しかもタバコの副流煙もかなりの割合で健康被害を出しまくっています。
ほとんど間接的な殺人と言っても過言ではないほどです。
喫煙愛好家の方には、耳が痛いお話だと思います。が学会でも先生がおしゃっていました。
喫煙するのは喫煙者だけではありません!!
たばこの煙は、喫煙者の口を通して吸い込まれるものを主流煙と呼び、先端の点火部分から立ち上る煙を副流煙と呼びます。副流煙は主流煙よりも有害成分が多く含まれていることが分かっています。主流煙はフィルターを通って酸性になり、いくぶん刺激も少なくなっていますが、副流煙は燃焼温度が低く十分な酸素が供給されないため不完全燃焼になりやすく、またフィルターを通っていないため有害成分の濃度が高くなります。ニコチンやタールで数倍、アンモニアに至っては数十倍にもなるといわれています。発がん性物質も副流煙の方が多いことが分かっています。受動喫煙で主に問題にされるのはこの副流煙ですが、周囲の人が吸い込む煙には喫煙者が一旦吸い込んで吐き出した煙も含まれています。これは呼出煙と呼ばれます
煙に含まれる200種以上の有害物質(ニコチン、タール、一酸化炭素など)の含有量は、
主流煙より副流煙の方が多いことが分かっています。
また、主流煙は酸性ですが、副流煙はアルカリ性で、目や鼻の粘膜をより刺激します。
受動喫煙では非喫煙者の体内に入るタバコの量は喫煙者の10分の1~100分の1の程度だが、非喫煙者のタバコの煙に対する感受性が喫煙者より大きく、1日数本の喫煙に匹敵する健康被害がおよぶ。受動喫煙は最大の環境汚染といわれ、ヂィーゼルエンジンの排気ガスやアスベスト汚染をはるかに上まわる発癌性環境汚染因子で、胎児や小児への影響が心配されている。乳幼児における心身の発達遅延・乳幼児突然死症候群・呼吸器疾患は母親などの家族の喫煙が原因となることがあり、成人でも喫煙する配偶者や同僚との生活を長く続けると、心筋梗塞、癌、脳卒中による死亡率が有意に高まる。
たばこの煙には4000種以上の化合物が含まれています。そして、火のついている部分の内側はおよそ500~600度の高温になっていて、ここで起こる化学反応が数多くの発がん物質や一酸化炭素などを発生させます。
このように喫煙は周囲の人たちの健康にとても影響を及ぼします。今回は最初に少し過激な文章から始まり最後までお読み頂きましてありがとうございました。
こんにちは、歯科衛生士の伊藤です。
今回は唾液と歯周病の関係についてお話させていただきます。
唾液が果たす役割は大きく分けて以下のようなものがあります。
浄化作用・・・虫歯菌や食べかすを洗い流す
殺菌作用・・・外部からの病原菌の侵入を防ぎ口内の雑菌の繁殖を抑える
消化作用・・・唾液に含まれる消化酵素で食物を消化しやすくする
再石灰化作用・・・溶かされた歯を修復する働き
緩衝作用・・・虫歯菌が出した酸を中和して口内を中性に保つ
このように唾液には健康に関わるさまざまな働きがあります。
大人は一日1.5~2リットルの唾液を分泌するのが普通です。
しかし、ストレスや疲れや加齢、薬の副作用などで減少することもあります。口の中が渇く病気を「ドライマウス」といい以下のような病気を発症しやすくなります。
・虫歯や歯周病
・舌痛症
・味覚障害
・風邪などの感染症
・口臭
・胃炎、食道炎などの消化器疾患
唾液の分泌を促すためによく噛んで唾液を出しましょう。
シュガ―レスガムを噛むのも効果的です。
お口の中が乾かないようにお茶や水などの糖分が含まれてないもので水分補給しましょう。
よく噛むことは唾液の分泌を促すだけではなく食べすぎを抑え肥満防止になったり、顔の表情が豊かになったりと様々なプラス効果をもたらしますよ!!
皆様こんにちは。歯科衛生士の上野千里です。
今回は乳幼児期の歯磨き方法についてです。
まずは年齢別にお口の中の特徴を知ってもらいます。
1歳6ヶ月~2歳ごろ
奥歯がはえはじめ、歯ぐきではなく歯でかめるようになってきます。
むし歯菌が感染しやすい時期です。
2歳~2歳6ヶ月ごろ
乳歯の糸切り歯が生えてきて物をかみ切ることが出来るようになってきます。
この頃から食後、寝る前の歯磨きを習慣づけるとよいでしょう。
2歳6ヶ月~3歳ごろ
乳歯が全部はえそろうころです。早い子は5歳ごろから永久歯が生えてきます。
かみ合わせが完成し、食事も自立出来る頃で甘味への偏りや食生活の乱れに注意。
ブクブクうがいの練習もしていくといいです。
まずは歯ブラシの準備です。
お子さん用の歯ブラシとお母さん用の仕上げ磨き用の歯ブラシの2本用意します。
1歳半ぐらいまでのお子様は横抱きして歯ブラシを持たせてあげてみがくとよいです。それ以降のお子様は膝枕で磨いてあげるとよいと思います。
歯ブラシの当て方は歯の面に対して直角にあてます。
今のお話はあくまで基本になるのでもし何か疑問などわからないことがありましたら西尾歯科までおこしください。
こんにちは。歯科衛生士の上野 みきです 今回は糖尿病と歯周病の関係について、お話いたします。
糖尿病に罹っているひとは、歯周病になりやすいといわれています。
なぜかといいますと、糖尿病にかかると血糖値が高い状態になるため、歯肉の血管も抵抗力が弱くなり歯周病菌におかされやすくなったり、、唾液の分泌量が減って歯周病菌が増殖したり、機能が低下して、歯周病が発症・進行しやすくなるためだといわれています。
なので、糖尿病を持っている方は歯周病にも要注意です。
歯周病と糖尿病は深い関わりがあり、共に治していくことが必要となります。
歯周病は口の中だけではなく、様々な病気を引き起こす原因となりますので、口腔ケアが重要となります。
特に歯と歯茎の境目は、細菌が溜まりやすく歯磨きだけではなかなか難しいところです。健康を守っていくために、定期健診を受けたり、PMTCを行うことで歯を守ることにもつながります。
皆さん、こんにちは。
チーフ:歯科衛生士の下川床 里美でございます。
今回は10月30日から連載形式で書かせて頂いている、「たばこの知識」 今日は「たばこの成分について」書かせて頂きます。宜しくお願いいたします。
たばこの煙の中には、様々な「燃えかす」が生成され、これらは、気体成分と微粒子成分とに分けることができます。「燃えかす」の中には、タールとして存在するような、不完全燃焼の過程で生成される中間産物的な化合物が無数に含まれるほか、一酸化炭素、ニコチンといった、からだに悪影響を及ぼす物質が含まれています。
タールという言葉自体はさまざまな別の物質の呼び名として使われますが、たばこ煙のうち一酸化炭素やガス状成分をのぞいた粒子状の成分、いわゆるヤニのようなものを指します。
このタールにはニコチンをはじめとする有害物質や発がん性物質が数多く含まれていますが、タールに含まれる発がん性物質の代表的なものにはベンツピレン、アミン類、NNKなどがあり、他にもがんを引き起こす可能性のある物質が60種類以上含まれています。たばこの中には「低タールたばこ」と呼ばれるものがありますが、機械の用いた一定の測定法による測定値が相対的に低いというだけで、たばこに含まれるタールの量が少ないわけではありません。製品に記載のタール量は機械により一定条件下で測定されたものであり、身体に取り込まれるタールの量は吸い方によって変わるため、低タールたばこがタール量の摂取が少ないとは言えず、もちろん害が少ないわけではありません。
血液中のヘモグロビンは酸素と結びついて全身に酸素を運ぶ役割をしていますが、一酸化炭素は酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきやすい性質を持っています。このため、一酸化炭素があるとヘモグロビンは酸素と結びつくことができず、血液の酸素運搬能力が低下してしまい、酸素不足に陥ります。これが一酸化炭素中毒です。
一酸化炭素はたばこの煙にも1%から3%ほど含まれています。ニコチン、タールとともにたばこから発生する有害物質の代表的なものとして「たばこの三害」などと呼ばれます。一酸化炭素とヘモグロビンが結びついた一酸化炭素ヘモグロビンの体内での半減期は3、4時間程度なので、頻繁に喫煙する人は慢性的な酸素欠乏状態となり、ひいては赤血球が増えるなどの影響もあります。また一酸化炭素は血管の動脈硬化を促進するともいわれています。
ニコチンは、アルカロイドの一種で、神経毒性の強い猛毒です。化学物質としては毒物に指定されています。 たばこの葉に含まれており、喫煙によって煙から体内に取り込まれます。血液中のニコチンは急速に全身に広がります。中枢神経にあるニコチン性アセチルコリン受容体 (nAChR) にニコチンが結合すると、報酬系と呼ばれる神経回路に作用して心地よさをもたらします。喫煙の習慣をなかなか止めることができないのは、この仕組みが強い薬物依存を引き起こすためです。
たばこの成分には、他にもいろいろございますが代表的なものを説明致しました。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
こんにちは歯科衛生士の伊藤です。
今回は、虫歯じゃないのに歯がしみるのは何故?というテーマでお話させていただきます。
冷たい水やアイスクリームを口にするとはがしみる。歯を磨くときに歯ブラシが歯に当たると歯がしみる。
虫歯はないのにこんな症状がある方はいないですか?
これは"知覚過敏"という歯の病気です。大人の5人に1人が悩んでいるそうです。
健康な歯はエナメル質という非常に硬い素材に覆われていて、その中には象牙質・神経が通っています。
加齢や歯周病・誤った歯磨き方法(力の入れすぎ・動かしすぎなど)により、歯ぐきが退縮し歯の根が露出します。
歯根はエナメル質よりも柔らかいセメント質に覆われていてそこを毎日ブラッシングすると
象牙質に達します。象牙質は無数の穴があいており(象牙細管)そこに冷たいものが刺激となって伝わります。
放っておいて知覚過敏が悪化するとブラッシングで痛みを感じるため、しみるところを磨くの
が苦痛になってきます。そのままにしていると虫歯や歯周病の原因となる歯垢がきちんと取
れなくなりトラブルにつながります。
歯がしみるのはお口の健康の黄色信号です。早めのケアーが大切になりますのでおかしいな?と感じたら是非歯科医院におこし下さい。