2005年12月12日(月)〜16日(金)の5日間にわたって、フィンランド・トゥルク大学の歯学部で朝から夕刻までみっちりと講義・実習を受けました。
その先生方は、キシリトール予防の世界的権威であるマキネン教授・、同じくトゥルク大学の教授や講師の方々によるものでした。
日本から一緒に参加した研修生の歯科医師・歯科衛生士・異業種の皆さんの熱心さにかなり刺激を受けました。
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フィンランド・トゥルク大学にて マキネン教授 |
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| 異業種の方とトゥルク大学前 |
熱心な歯科衛生士の皆さん |
●キシリトールって何?
キシリトールは、白樺や樫の木などの原材料からつくられる天然素材の甘味料です。
※甘味料とは、食品に甘さをつける調味料のこと、代表的なものにお砂糖があります。
キシリトールは5つの炭素をもつ糖アルコールと呼ばれる炭水化物の一種で、お砂糖と同じぐらいの甘さがあります。
●キシリトールの原料
白樺から紙を作る時に「キシランヘミセルロース」と呼ばれる成分を抽出、これを加水分解し「キシロース」得て、水素添加して「キシリトール」をつくります。
フィンランドでは、土地が沼地の為、白樺を植樹して畑や住居の確保をしています。
背が高く大きくなったら地盤が弱いため倒れてしまうので伐採、その後、あますところなく白樺は木材・紙・キシリトールになります。とても、地球にやさしいですね〜
●キシリトールは自然界に存在します!
多くの果実や野菜の中に天然で含まれる自然の甘味料です。例えばイチゴなどのベリー類には、乾燥したときの重量100グラム中に約300mgのキシリトールが含まれていますしブロッコリーなどの野菜にも含まれています。
また人のからだのなかでも、肝臓のグルコン酸回路で1日あたり約15グラム程度のキシリトールが作られています。
工業的に作ったキシリトールも、自然界に存在するキシリトールも全く同じ分子式ですので、両者には差はありません。
キシリトールが天然素材甘味料と呼ばれているのは、この理由からです。
●キシリトールの安全性
1997年4月17日、厚生省(現厚生労働省)はキシリトールを食品添加物として使用すること許可しました。実はそれ以前から、キシリトールは輸液(点滴剤)に含まれる炭水化物として10年以上使用されてきました。
すなわちキシリトールは、体の中に直接入れる薬品としても、口から食べる食品添加物としても安全であることが証明されています。アメリカ合衆国の食品衛生安全局も、キシリトールを1日の摂取量に制限を与えない食品として扱っています。
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