• その他のご質問

更年期と歯周病は関係ありますか?

 こんにちは、歯科衛生士の上野 みきです。今回は更年期と歯周病についてお話いたします。

 まず更年期とは、女性ホルモンのエストロゲンが欠乏した状態で体が安定するまでの時期(10年ぐらい)を指します。症状としては、多量の発汗、のぼせ、頭痛、耳鳴り、めまい、動悸などが現れます。男性にも、男性ホルモンのテストステロンが減少して、女性と同じように更年期障害が起こります。

 タイトルに書いてあるように、更年期と歯周病の関係はホルモンが減少することで、骨粗鬆症にかかりやすく、骨密度が減少し歯を支えている骨がスカスカの状態になり、歯周病にかかりやすくなります。

 予防としては、ストレスが原因で更年期障害が進行しやすくなりますので、生活習慣の改善や食生活jの改善、歯磨きでは、歯周病になりにくくするために歯と歯ぐきの境目を磨いたり、必要に応じてフロスや歯間ブラシなどの補助的な物をしようして、歯磨きをしていただき定期的に検診にきて、
お掃除していき、歯周病になりにくい口のなかにしていきましょう。