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歯を守る唾液
☆ こんにちは、衛生士の 福井 です ☆
皆さんのお口の中にある "唾液(つば)" は 「臭い」 なんてことだけでなく、口の中でいろい ろな働きをしています。どんな働きをしているかというと、
1. 消化作用
2. 溶解作用
3. 洗浄作用
4. 円滑作用
5. 抗菌作用
6. PH緩衝作用
7. 保護作用
など、たくさんの働きをしてくれています。この中から歯を守ってくれている働きについて、詳し く説明させて頂きたいと思います。
~ 唾液の歯を守る働き ~
● ムシ歯菌や食べかすを洗い流す働き
● ムシ歯菌が出した酸を中和する働き
● 溶かされた歯を修復する働き
● プラーク(歯垢)の形成を抑える働き
などがあり、唾液は私達の歯をムシ歯から守ってくれています。唾液の量の多い人や唾液の 質(ムシ歯から守る力の程度)のよい人は、ムシ歯になりにくいといえます。
また、唾液の分泌は、寝ている時に少なくなります。そのため、夜間に口の中で細菌が繁殖し やすく、朝起きると口の中がネバネバしたり、口臭が気になったりしがちです。ですから、就寝前 にはより丁寧なケアを心がけることが大切です!
また唾液の分泌量は、ストレスや疲れ、加齢、薬の副作用などで減少することもあります。
唾液をたくさん出すためには・・・
○ よく咬んで唾液を出しましょう!
よく咬んで食べることで、唾液の分泌量が増えます。
梅干などのすっぱいものを食べるのも、唾液の分泌量が増えます。
○ 水分補給をしっかりしましょう!
お口の中が乾かないようにお茶や水などの糖分の含まれていない飲み物を飲みま しょう。
このように、私達のお口の中には歯を守ってくれている唾液がありますが、まず歯ブラシで歯 の汚れを落とすことが一番大切ですので、日頃のケアも忘れずに続けてください!!