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親知らずについて
その他
スタッフ
こんにちは。歯科医師の福嶋です。
今回は親知らずについてお話致します。
親知らずは、厚い歯茎に覆われていることや、
その磨きにくさから、周りの歯茎に炎症が起きやすく、
疲れている時など身体の抵抗力が落ちた時に
痛み出すことがあります。
また、昔と比べ、柔らかい物を食べるようになったことで
顎が小さくなり、親知らずの生えるスペースが不足して
斜めに生えてくることも多くなっています。
その影響で一つ手前の歯がむし歯になったり、
親知らずに強く押されることで根が吸収したり、
歯並びの乱れや顎関節症の一因となったりすることもあります。
上下でしっかり噛んでいて綺麗に磨けている親知らずは、
抜く必要はありません。
しかし、繰り返し腫れて痛みが出る、
むし歯になっている、一つ手前の歯の根が吸収しているなどの
症状がある場合は、抜歯の必要が出てきます。
"親知らずの抜歯"と聞くと、痛みや腫れが気になられるかと思いますが、
術中はしっかりと麻酔を効かせて抜歯しますし、
術後は痛み止めのお薬で痛みをコントロールします。
また、腫れが出た場合は、2~3日をピークに
1週間程で治まる場合がほとんどです。
この他に少しでも心配なことや疑問点が
ございましたら、何でもご相談下さい。